う蝕の罹患率が高かった、1960年代から2000年に入る頃までは、痛みが出たら歯科医院に受診し、削って詰める、かぶせる、保存不可能で抜歯したら義歯を作成するという時代が続きました。
しかし、予防歯科の浸透が徐々に進み、現在では、歯の二代疾患である「う蝕」と「歯周病」は、患者さんの口腔内の状態に合わせて定期管理するプログラムを立てて定期的な歯科受診をすることより、口腔内の現状を維持する健康増進型の歯科医療へと大きく変わりました。
口から食べる楽しみをいつまでもをモットーに、患者さんの年齢と口腔状態に応じて、今後起こりうるリスクを予測して、オーダーメイドの口腔管理を行っています。
※う蝕・・・口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損のこと。歯周病と並び、歯科の二大疾患の一つ。
▷岩手医科大学 歯学部 1982年卒業
▷歯学博士(1988年 日本大学 第3752号)
▷日本大学松戸歯学部 非常勤講師
▷日本歯科麻酔学会認定医
▷日本口腔ケア学会評議員
◉得意な歯科治療
▷全身疾患(脳血管障害、心疾患、糖尿病等を悪化させた方)を有する方のモニター下での歯科治療
▷高齢者とくに90歳以上の方の歯科治療(入れ歯作りが主ですが、歯周病治療もしっかり行います)
▷歯周病
▷ホワイトニング
◉歯科医師としての信条
▷自分の歯で食べる楽しみいつまでもをお手伝いすること