歯磨き剤選びの肝

こんにちは。院長の吉村です。
この時期になると見ごろを迎える花の一つに、
ネモフィラというお花があります。
手間がかからず比較的育てやすい花ですが、
湿気や暑いのが苦手で、注意が必要です。
そして、適切なケアが大切なのは皆さんの歯も同じ。
可憐なお花を愛でるように、
歯も大切に守っていきましょう。

 

さて、歯を守っていくには
日々のお手入こそが何より大切。

歯科業界に身を置く立場としては、
毎日のケアで使う歯磨き剤は重要なので
できれば妥協せず良いものを
選んでいただきたいな、と思います。

おすすめは、フッ素濃度が
1450ppm含有の商品です。

近年まで、日本は
歯磨き剤に配合するフッ化物濃度が
~1000ppmまでと定められていました。

しかし2017年に上限が
1500ppmに引き上げられたことに伴い、
1450ppmの高いフッ素濃度の歯磨き剤を、
スーパーやドラッグストアで
手軽に買えるようになりました。

当然ながらフッ素の濃度が高いほど、
高い虫歯予防効果を期待できます。

ぜひ日々の歯磨きで、
高濃度のフッ素が含まれる歯磨き剤
取り入れてみてくださいね。

ただし、まだ歯がしっかりと形成されていない
6歳未満のお子様に限っては、
フッ化物の過剰摂取により
歯に染みなどができる
「フッ素症」を引き起してしまう
可能性があります。

小さなお子様の歯磨きをする際は、
歯磨き剤を飲み込まないよう注視しつつ、
フッ化物の配合量が1000ppm未満の
物を選ぶと良いでしょう。

 

 

ふじさと歯科
〒496-0048
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